申し込み期間(2024年 4月8日~4月30日) 

定員に達しましたので、申し込みは終了させていただきました。
(4月8日12:30)

定員15名 (満員御礼

※10月期にも同じ内容の講座を開講予定です

***** ここから 4月開講講座内容*****

 食品微生物学の基礎知識を効果的に習得する方法をお探しですか?ビデオ講座ー新食品微生物学入門がお役に立ちます!ビデオ視聴無制限の質疑応答(メールでの質問→ビデオ回答、もしくは、ZOOM面談)により、いつでもどこでも学ぶことができ、確実に基礎力を身につけることができます!

  • 価格:48,000円(お支払総額)(オンライン決済)
  • 開講期間(ビデオ視聴期間と確認試験受験期間):お申込み日から2024年9月15日まで※※
  • 定員:15名(定員に達した時点で受け付けは終了させていただきます※※※
  • 申し込み期間(2024年4月8日~4月30日※※※

※ 2023年10月1日からインボイス制度導入に伴い、当方は適格請求書発行事業者には登録せず、免税事業者となるため、消費税はいただきません。表示価格¥48,000は、当プログラム制作に伴う当方の消費税負担等を考慮したお支払総額です。ご了承の上、お申し込みください。
※※ 期間限定で受講者のモチベーションと集中を高め、学習効果を向上させます。
※※※ 質の高い講座提供のため、定員は15名までとし、学習期間の確保を目的として申込締切を4月30日とします(定員未達でも締切)

ビデオ見本はこちら↓

講座の構成

  • ビデオ講義(全7章、合計13時間): 開講期間中、何度でもご視聴可能です(2024年度版
  • メールでの質問には原則として24時間以内にビデオで回答いたします。また、必要に応じてZoomによる補助指導も行います。この質疑応答のセッションは、本講座の真髄とも言える部分です。無制限の質疑応答の機会を通じ、ビデオ講義の内容を超えた深い学びへと受講者を導きます。
  • 各章毎の理解度確認テスト:開講期間中の複数の指定日時を選択し、受験可能です(すべての章の総合点70点以上の受験者にはコース修了証書を発行)※※

なお、❸は希望者のみとなります。

2024年版では、2023年版をベースに、最新の科学的知見を反映させた改定と追加を行いました。この年次更新により、教材は常に最新の状態を保ち、学習者の皆様が最先端の知識を習得できるよう努めています。簡潔かつ効果的な学びを提供するために、内容を精選して更新しました。

※※修了証書は、社内でのモチベーションアップのみにご活用いただくものであり、大学の単位やその他の資格等を付与するものではありません。

ビデオの概要

1章 微生物学入門

 この章は、旧サイエンスフォーラムの入門講座にはなかった章です。そもそも微生物学を学んでいない方向けに、微生物学の入門を講義します。具多的には、進化の観点から、細菌、酵母、カビの位置づけをわかりやすく整理します。また、微生物学の基本である一般生菌数の測定法やグラム染色法の実験方法なども、具体的なイメージがつかめるようにわかりやすく解説します。

2章 食品微生物の世界を知る

 食中毒菌の本来の棲家さえ理解すれば、その性質(食中毒発症のパターン、増殖特性、殺菌抵抗性、薬剤抵抗性、検出培地の原理等)は有機的に結び付けて整理することができます。ここでは、これらを芋づる式に理解するコツを概略的に説明します。また、食品微生物学の整理箱として、グラム陽性菌と陰性菌の分類体系の整理のコツをOF試験、オキシダーゼ試験、カタラーゼ試験の解説を加えながら、伝授します。さらに、一般生菌数の基礎事項についても解説します。

3章 食中毒菌以外の重要微生物達

 食中毒細菌以外の重要な微生物、すなわち指標菌としての大腸菌群や大腸菌、食品の変敗にとって重要な乳酸菌などについて、時間をかけて、詳しく解説します。また、酵母やカビの食品衛生上の問題についても説明します。

4章 代表的な10の食中毒菌

 代表的な10の食中毒微生物(腸管出血性大腸菌、サルモネラ、ノロウィルス、カンピロバクター、リステリア、ボツリヌス、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ、ウエルシュ菌、セレウス菌)の特徴の性質について説明します。網羅的な知識の提供になること避け、本来の棲家から理解するドミノ方式で「なぜそうなるのか」という観点から、わかりやすく解説します。各食中毒菌について、食品衛生の観点からどこが特徴的で、微生物学的な観点のどのような性質と結びついているのかについて論理の流れを意識して解説していきます。

5章~7章 食品微生物との戦い方(工場の洗浄・殺菌)

 5章から7章はの最終到達目標にあたるセクションです。この3つのセクションの理解ができれば、HACCPにおけるCCPの理解に必須な基礎力が確実に身に付きます。食中毒細菌や腐敗細菌をどのように制御するのかに関する基礎事項を解説します。

 5章では、食品工場などでの洗浄や化学薬剤による殺菌の基礎を学びます。

 6章では、食品の殺菌(加熱殺菌)の基礎を学びます。

 7章では、食品中における微生物の制御方法(pH,水分活性、低温や冷凍貯蔵、保存料、日持向上剤)などの基礎事項について説明します。

 「覚えるよりも理解する」という視点で、おおまかな性質と関連付けて、全ての知識が一つの鎖として繋がるように説明していきます。

本講座の対象者

本講座の対象者は、次のとおりです。

  • 入門者(大学で食品微生物学を体系的に学んでいない)
  • 復習者(短期間で復習したい)
  • 食品微生物学の概略だけを理解しておきたい人

 まず第1に食品企業で微生物を扱うセクションに配置されたけれども、大学で必ずしも食品微生物学を体系に学んでいる方が対象となります。

大学で化学を専攻したけども、食品微生物がわからないと嘆く食品企業研究員

 また、大学で食品微生物学を学んだけど、しばらく経って微生物関係の分野に配属されたために、昔のことはだいぶ忘れてしまっている。短期間で復習したいこういう方も、このビデオの対象となります。

短期間で食品微生物学の基礎を復習したいと考えている中間管理職

 さらには、品質管理担当者だけならず、マネージャークラスや研究開発担当者など、食品企業全般のセクションで働く人にとっても食品微生物学を学ぶことは価値があります。

ざっくりと食品微生物管理の概要は把握しておきたいと考えているマネージャー

 例えば、新しい食品を開発する際には微生物学的な留意事項が必要となります。大学で研究をしていた私の経験では、相談に来るのは、必ずしも品質担当者ではなく開発担当者であることも数多くありました。しかし、彼らが食品微生物学の基礎知識に不足している場合、新しい商品の開発に不必要な時間と無駄な方向性の検討をしていることも多くありました。これは1例にすぎませんが、食品企業のあらゆるセクションで働く人にとって、食品微生物学の基礎知識があると、業務の発想と管理の幅が大きく広がります。

商品開発には基本的な食品微生物の知識が必要だと考えている研究員

 

本ビデオ講座の目的

本ビデオ講座の目的は、受講者に次の通りです。

大学で食品微生物学を習得したレベルまで到達させる(思い出させる)

注1:13時間のビデオ学習で、食品の安全性や品質の管理に限定された講義を行い、発酵食品などの利用面は含まれていません。
注2:この講座は、学習を目的としており、大学の単位やその他の資格等を付与するものではありません。

上記目的を達成するために、次の3つの工夫を加えます。

1.入門者が輪郭をつかむことを主眼に、大学の講義形式で伝えます

 食品微生物学の知識についてはインターネットや教科書で簡単に入手できる時代です。しかし食品微生物学の全体の枠組み、大まかなイメージなしで個別の知識を入手しても、全体像を的確に理解することはできません。このための最も早い道として、この道の長年の経験者による口頭伝授に勝るものはありません。

入門講座の目的は輪郭をつかむこと

 本講座は、インターネットや教科書などに記載されている詳細な網羅的な知識の伝授ではなく、講師が30年間培ってきた食品微生物学の要点を、ざっくばらんに大胆にお知らせするものです。

「このようにとらえると全体がすっきり理解できる」といった、口頭伝授ならではのエッセンスをじっくりお伝えします。

ビデオ講義がわかりやすい。

2.ビデオ講座での内容理解のつまづきを解消! メール質問(ビデオ回答)プラス 必要に応じてZoom面談でサポート

 ビデオ講座の内容が理解できないと感じた場合、メール質問(ビデオ回答)Zoom面談でサポートをご提供しています。自然科学系の基礎教育を前提とした講座ですが、基礎知識がない方や忘れてしまった方も歓迎です。

この質疑応答セッションは、本講座の核心をなす部分と言えます。無制限の質問機会を通じて、ビデオ講義の内容を超える深い学びに受講者を導きます。このセッションを積極的に利用することで、実力が格段に向上します。

2023年度の実施経験に基づきますと、テキストベースでメールを思いついた際にその場で直ちに送信していただき、私からは24時間以内にビデオ回答を提供する方法が、Zoomでのアポイントメントを取るよりもずっと迅速で柔軟性に富んでいることが明らかになりました。

 

ビデオで学習している最中に、疑問が生じたら、即座に木村にメールしてみてください。ただし、簡単にインターネット検索で解決可能な事項については、ご質問をお控えください。

 原則として24時間以内にビデオ解説で回答します。

本講座は、受講者が理解しにくいと感じる部分をサポートし、目的を達成するまで何回でも質問をしてください。原則として24時間以内にビデオ解説を戻します

 ※メールでの質問は、主に講座内容の理解に関するものを対象としていますが、食品微生物学に関連する幅広い質問にも応じます。私が知っている範囲でお答えします。ただし、以下の点にご留意ただけると幸いです。

  1. 簡単にインターネットで検索できる内容についての質問はご遠慮いただくようお願いします。ただし、どのようなキーワードで検索すれば答えが見つかるか不明な場合もあると思います。その際、インターネット検索に時間を費やしすぎると、学習効率が低下する可能性があります。そこで、本講座の受講者は、疑問点が頭に浮かんだら、遠慮なく私にメールで質問してください。
  2. 業務判断に関する質問には、関連する基礎知識をお伝えすることは可能ですが、最終的な業務上の判断は各自の責任で行ってください。

もちろん、ZOOM面談も歓迎です。メールで日程等、ご予約ください。

ZOOM面談

3.大学の定期試験と同様の形式の確認試験の受験

 大学で食品微生物学を履修したレベルに達するためには、緊張感のある確認試験が必要です。受講者には、確認試験が用意されています(希望者のみ)。

❶各章毎のオンライン理解度確認試験

 受講者は、各章ごとにご希望の日程(原則土日を含むどの日でも可能)と時間帯(昼の受験は13:00開始、夜の受験は20:00開始から選択)を事前に指定し、オンラインで理解度試験を個別に受けていただきます。

  • 試験にはすべて回答時間制限があります(各章60分)。
  • 試験内容は、選択問題、知識(単語)を問う問題、文章記述式問題など、大学の期末試験と同じ内容となります。
  • 採点結果とともに、不正解部分の解説を受験者個別にビデオ配信します(回答者個人用以外は閲覧不能)。

❷合格者には成績付きの修了証書発行

7章分の総合点について、70%以上正解者には本講座の修了書を発行します。

ビデオの教育目標が達成できたことを喜ぶ受講者

受講者の声

受講者1

 食品微生物の基礎を一から身につけ直したいと考えていたので受講しました。木村先生のブログで「ドミノ倒し記憶法」は知っていましたが、ブログを読むのと本講座を受講して学習するのとでは理解力に雲泥の差がありました。本講座の最後に、本講座を学習後にブログを読むのがベストというご指摘があり、まさにその通りだと思いました。本講座の魅力は、気になる箇所は何度でも繰り返し聴講できること、理解度確認試験と木村先生の丁寧な解説で理解を深められること、そしてメールやZOOMで気軽に質問できること等にあると思います。

 本講座を受講して本当に良かったです。半年間、ありがとうございました!食品企業に勤め、課題や問題に日々直面している身としては、実際に発生した事例とそれに伴う対応策を学ぶことは大きな糧になります。今後、木村先生がハブになることで、収集された事例の原因と対応策を学ぶ場ができれば大変魅力的です。

受講者2

 JICAプロジェクトで海外の地域振興の仕事に従事しています。派遣地にあるリソースを活かした色々な商品の生産販売を通じた住民の収入向上を支援するというのがこのプロジェクトのねらいです。担当業務は主に商品開発ですが、日々の業務に関わる中で疑問に思うことが多々あり、中には調べてみても、誰かに聞いても解決できない疑問もあったため、一度体系的に食品微生物学を学んでみたいと思い、このたび受講を決意しました。今回、木村先生のような豊富な知見と経験を有する先生から教わることができ、大変幸運そして光栄に思います。木村先生のような教育者・研究者・指導者がいることは日本の誇りであり、日本の技術力の源であると感じました。JICAの技術協力は技術移転がメインなのですが、日本が技術面でリードしていくためにも、技術力や研究教育、人材育成への取り組みが重要であることを再確認いたしました。

 お陰様をもちまして、食品微生物学の基礎がしっかりと身につきました。ざっくりとではありますが、物事のアウトラインと「なぜか」が分かり、表面的な理解ではなくより本質的な理解ができ、このタイミングで本講座を受講出来て本当によかったと思います。また、人間との競合者であり共通点をもつ微生物を身近に感じるとともに、柔軟性をもってデジタルでなくアナログで考えることの重要性も学びました。教科書では非常に分かりにくい内容も、具体例やたとえ話などを用いて、複雑なことをとてもシンプルにご説明頂き、とても分かりやすかったです。特に第1章の誕生物語は小説や映画にしたいと思うほど興味深い内容であり、また第5章の最後の節も大変面白かったです。

 各章ごとの確認試験と解説は習熟度を確かめる上で大変効果的でした。学習開始が遅くなり年末頃から始めたのですが、約3か月間かなり集中して学習に取組めました。時々先生から送られてくる学習提案に関するメールは学習の動機づけになりました。また、連日の度重なる質問にも貴重なお時間を割いて丁寧にご回答いただき、また論文などご紹介いただき、本当にありがとうございました。的外れな質問やかなり基礎的な内容の質問もあったかと思いますが、最後まで辛抱強くご指導いただきましたこと心より感謝申し上げます。ずっと疑問に思っていたことへ明確な回答が得られて霧が晴れる思いで大満足です。お陰様をもちまして、大変実りのある学習ができました。今回の講座と質問内容のメモを見返すとともに、木村先生のブログ記事を拝見しながら、今後のさらなる学習や業務に役立てていきたいと思います。本当にどうもありがとうございました!

受講者3

 食品メーカーの品質保証部に勤務しており、微生物について体系的に学びたいと思い参加しました。ビデオ学習という形式での講座受講は初めてで、理系の素養のない私に付いていけるだろうかという不安はありましたが、先生の例え話も面白く、イラスト付きの解説がとても分かりやすかったです。もちろん私には難しいところも多々ありましたが、対面の講座だと理解できていなくてもどんどん話が進んでしまうところ、ビデオなので一時停止して分からないことを調べたり、何度も繰り返し視聴することができ、私には最適なシステムでした。 食中毒菌の住み家からドミノ倒しでそれぞれの特徴を掴むという独自の考え方により食品で問題となる微生物の特徴を暗記ではなく理解すること、さらにどうやってそれを制御するのか、世界ではどんな規格基準や考え方を持っているのかといった重要なポイントを一度に学べて、非常に充実した内容でした。

  当初、もう50代で記憶力も悪くなったし、確認試験は受験しなくてもいいかなと思っていましたが思い切って受験してみたところ、間違えた箇所を先生にビデオで個別に解説していただけるシステムで、さらに理解がすすみました。全章受験を終えて終了証を頂いた時にはとても嬉しく、達成感を得られました。学んだ知識は仕事でもすぐに活かすことが出来ています。 私はZOOMでの面談は申し込みませんでしたが、何度もメールで質問して先生から丁寧な説明を頂き、とても勉強になりました。

  心から受講してよかったと思える素晴らしい講座でした。

受講者4

 昨年より食品衛生に関する社内研修の講師業務を担当することになったのですが、自身は体系立った食品微生物学を学んだことがなく、教材作成や講義をする中で不安を感じる箇所も少なからずあったため、受講を決めました。 また、この講座を選ぶにあたっては、メルマガで拝読していたブログの挿絵がいつもわかりやすかったことと、サンプル動画を拝見した時にわかりやすそうな講義で受けてみたいと感じたことが、決め手になりました。受講して非常に良かったです。食品衛生に関わる部署に配属された際に一通りは一般的な教科書で学習したのですが、そこで得た知識は断片的で互いに関連付けて理解できていなかった、あるいはそもそも理解できていなかったことが講座を受講してよくわかりました。 とくに、グラム染色性と菌の性質の説明を聴いた時はとても感動しました。また、他にも、培地組成の話、酸素要求性と代謝経路の話、環境ストレスと遺伝子・生体構成分子の話など、挙げればキリがないのですが、いずれも微生物の挙動を理解する上で重要な基礎となる部分であり、それを丁寧に解説いただけたおかげで、微生物の捉え方・視座が受講前後でまったく変わったように思います。

 一方、良くないと感じたところも強いて挙げるとすると、テキストやテストに(場合によっては専門用語にも)若干の誤字脱字が見られたことと、テストの記述回答問題のほとんどが長文回答に適した「段落」形式になっておらず回答や見直しをしにくかったことくらいでしょうか。 総じて、本当に受講して良かったです。同僚にも勧めます。半年間どうもありがとうございました。

貴重なご指摘、ありがとうございます!テキストやテストにおける誤字脱字に関しましては、全面的に再確認を行う所存です。また、テストの記述回答問題で「段落」形式を十分に採用せず、不便をおかけしたことをお詫びします。早急に「段落」形式へ変更します。今後も、より質の高いコース提供を目指し、継続的な改善に努めて参ります(木村)。

受講者5

 食品メーカーで理化学試験を担当しています。 部署の半分を占める微生物試験のことを、少しでも理解できるようになりたくて参加しました。基本から良くわかる、しっかり覚えられる、とにかく面白い!(学生のとき、こんな授業を受けたかったです。) ぜひ続編(今回は省略された様々な話題 サカザキとか培地の詳しい話とか)をお願いします(必ず参加させていただきます)。今回、Zoom面談を利用しなかったのが心残りでしたので、次回こそ利用します。

受講者6

 ISO22000審査員補の準備のために受講しました。受講して非常に良かったです。一般的な微生物知識は知っていましたが、感染/毒素型の菌種の傾向、感染機序、通常考えられない菌汚染(ピーナツバター)、海外と日本での食中毒の傾向など、大変失礼ですが期待以上の内容でした。

受講者7

 化粧品の生産で微生物汚染があった際、調査が後手に回ってしまい、体系的に基礎から学ぶ必要性を感じたため受講しました。受講して非常に良かったです。短期集中での受講になってしまい、もったいなかったと反省しました。これまで得てきた知識や情報の関連性を学び、整理して体系的に把握できたことで、食品微生物の知識をより有効活用できるようになったと思います。ありがとうございました。

受講者8

 食品衛生学についての知識がほとんどない状態で、社内異動により業務を担当することになったが、何を勉強したらよいかわからなかったため、効率よく概念や考え方を最初に学びたかったから受講しました。また、食品微生物学に関する書籍も読んだが、実業務には何が必要か、感度がわからなかったため、実践的に学びたく、本講座を受講しました。

 受講して非常に良かったです。先生のビデオ講座の内容は分かりやすく、細かい知識を得るというよりも概念や大枠を理解することができました。また、ビデオ講座で何度も繰り返し見ることで、確実に理解することができて大変良かったです。さらに、テストで振り返ることができ、間違えたところも個人的に先生が解説してくれるため、効率的に学習できたと思います。

受講者9

 微生物に関する疑問をネット検索していて、木村先生のブログにたどり着き、それがとても面白かったため受講しました。受講して非常に良かったです。木村先生の世界観に触れているようで、楽しみながら微生物を学ぶことができました。2章のあたりは難しく、頭を使いました。化学式に対する免疫がなく、もう少し解説を加えていただけると理解が進むと思いました。

化学式の説明が分かりにくかった点、申し訳ございません。化学式を扱う部分について、より丁寧に説明するよう心掛けます。(木村)

受講者10

 会社の同僚、上司等からの案内で知り、受講しました。品質保証の業務をするうえで、微生物検査には関わってきましたが、単純に菌数で良し悪しを判定しており、菌や品質の理解が殆ど出来ていないことに危機感を持ったため受講しました。受講して非常に良かったです。今まで菌の特徴もグラム染色も何もかも丸暗記するしかなく、よく忘れていましたが、今回の講座で暗記ではなく「理解」することができ、頭にするっと入ってきました。また、今まで知りもしなかったハザードや、なぜアルコールが効くのか等も知ることができ、業務でも何となく判断するのではなく、根拠を持って臨むことが出来そうです。

受講者11

 会社の同僚、上司等からの案内で知り、微生物学初心者向けの講座であり、専門知識がほぼない状態でも安心して受講できると思ったから受講しました。受講して非常に良かったです。生命の誕生から食品の管理方法まで、順を追って一つずつ丁寧に教えてくださったので、とても分かりやすかったです。また、身近なことに例えた説明によって、より腑に落ちやすく、また記憶に残る学びとなりました。また、質問に対しても動画付きで解説してくださり、とても分かりやすかったです。以前よりも、日常や仕事のシーンで微生物学の視点から考えることが多くなったように感じます。今後も復習を繰り返し、仕事に活かしていきたいです。一つ一つの現象の原理を知りたいと思いました。(例:pH変化によってなぜタンパク質の立体構造が変わるのか)今回の講座の中で、微生物学といえど根本には化学や物理の知識が必要だと感じることが多く、高校の知識を調べなおすタイミングがたくさんありました。この度は、本当にありがとうございました。

受講者12

 食品微生物学を勉強し、業務に活用するため受講しました。受講して非常に良かったです。確認テストが13時開始のルールがあり、業務上参加が難しかったです。予約せずに夜、仕事が終わってから等、自由な時間に実施できるとありがたかったです。

13時開始の確認テストの実施時間に融通性がなかったことをお詫び申し上げます。2024年度以降、13時開始と20時開始の2つの時間帯から選択できるようにいたします(木村)

受講者13

 食品微生物学を学んだことがないまま、食品の細菌検査をしてきましたが、基礎的な知識が不足していることを日頃の業務の中で痛感したため受講しました。これまで勘違していたことを修正できたり、食品微生物をドミノ式に整理する方法を学べて非常に有意義でした。

受講者14

 微生物の知識をきちんと学んでみたかったから受講しました。受講して良かったですが、実務で活用できる5章以降の内容を先に学び、あとで理論を知るでもよいのではないかと思いました。

貴重なご意見ありがとうございます。講座の順序に関しては、実践的なスキルと基礎理論の両方が重要であると考え、そのバランスを取るために慎重に設計されています。第1章から第4章までは、微生物学の基礎理論をしっかりと理解することで、その後の実践的な内容がより深く、具体的に理解できるようになります。逆に、理論的な背景知識なしに実践的な内容に直接飛び込むと、なぜ特定の手法が必要なのか、それがどのような原理に基づいているのかを完全には把握できない恐れがあります。私は、受講者が「なぜ」と「どのように」を同時に理解できるような学習経路を目指しています。このアプローチは、ただ情報を記憶するのではなく、知識を深く理解し、実際の問題解決に応用できる能力を養うことを目的としています。しかし、私はまた、学習者の多様性を尊重しており、皆さんが学びやすい方法が異なることを理解しています。今後も、受講者の皆様の学びにとって価値あるものとなるよう努めてまいります。今後とも貴重なご意見をお寄せいただけますと幸いです(木村)。

受講者15

 食品会社に勤めていながら、微生物に関する知識が浅かったため、基礎から学びたいと思い受講を決めました。微生物を体系立てて理解する事で基礎的な知識を幅広く得られたと思っております。受講して良かったですが、今回の講座内容や構成を考えると、ビデオを何度も繰り返し見ないと自身の理解が深まらない、理解度テストで点数が取れないと実感しました。繰り返し学習するために、(長)時間を確保するのには苦労しました。今後、先生のブログを読ませて頂いて考えたいと思います。

受講者16

 業務で微生物の知識が必要だから受講しました。視覚的にも情報が得られ、とても分かりやすかったです。