■ 世界最新ニュース

食品微生物分野の世界の最新注目ニュースを紹介します。

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米国で全ての生鶏肉にサルモネラの規格基準導入!

米国ではこのたびすべての生鶏肉のサルモネラの規格基準が導入されることになりました。米国農務省は7月29日に鶏肉におけるサルモネラ規格基準に関する新たな取り組みと案を発表しました。すでに2024年4月、農務省は、生のパン粉をまぶした鶏肉のぬいぐるみ製品で初めてサルモネラ菌を規制する規則を最終決定していましたが、今回の発表において、小麦粉製品だけに限らず、すべての鶏肉において特定のサルモネラ血清型について規格基準を設定するという流れになります。

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パリオリンピック開幕直前に発覚したミネラルウォーターの大スキャンダル

パリオリンピックがいよいよ開幕しました。猛暑が続く中、ミネラルウォーターの需要が急増しています。フランスをはじめEUで流通するミネラルウォーターは、厳選された清浄な自然環境から採取されたものであり、殺菌処理が禁止されています。しかし、今年2月からフランスでミネラルウォーターに関する大きなスキャンダルが発覚し、国内外で波紋を呼んでいます。本記事では、このスキャンダルの経緯とフランスの衛生管理システムの問題について詳しく解説します。

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アーモンドミルクでリステリア食中毒

カナダでアーモンドミルクによるリステリア食中毒が発生しました(カナダ保健省発表、7月17日)。植物由来の牛乳が健康的なイメージを持つ中での発生に、カナダのモントリオールでは驚きが広がっています。

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【最新決定】米国における生鶏肉製品のサルモネラ規格基準、2025年施行へ

2024年5月1日、米国農務省は新たな食品安全基準を発表しました。この基準により、生鶏肉製品(パン粉をまぶした生鶏肉)にサルモネラ菌の微生物規格が導入され、1cfu/gを超えるサルモネラ菌を含む製品の販売が禁止されます。2022年8月に提案されたこの規則は、業界からの広範なフィードバックを経て改良され、2025年5月1日から施行されることが決定されました。

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ドッグフードが原因で赤ちゃんがサルモネラ食中毒(米国)

サルモネラ菌は乾燥食品においても生存可能であり、その中でもドッグフードは特に注意が必要です。アメリカ合衆国をはじめとする世界各国で、ドッグフード由来のサルモネラ食中毒が頻繁に報告されています。日本でも2019年8月にペットフードに汚染したサルモネラ菌による被害により、68匹のペットに嘔吐や下痢、血便、死亡などの症状が発生しています(ヒトの被害は報告されませんでした)。さて、2023年2023年11月9日のCDC(アメリカ疾病予防管理センター)の発表によると、アメリカでドッグフードが原因とされる幼児の食中毒事件が再び発生しました。本記事では、この事件の背後にある詳細な経緯を解明します。

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ミルクシェーキによるリステリア食中毒の死亡事例(米国ハンバーガーレストラン)

アイスクリームによるリステリア食中毒の事例(前記事で紹介)に引き続き、米国でハンバーガーレストランが提供したミルクシェーキによる食中毒が発生しました。2023年8月18日、米国ワシントン州保健局は、レストランのドライブスルーで提供されたハンバーガーに関連し、6人が感染し、そのうち3人が命を失うという悲劇が起きたことを公表しました。この記事では事件の詳細と背景を解説し、免疫力の低い基礎疾患を抱える感染者たちに焦点を当てます。食品安全に対する懸念が高まる中、我々はこの問題にどう向き合うべきなのでしょうか。

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米国で再びアイスクリームによるリステリア食中毒

米国では、今年の8月に米国で再びアイスクリームによるリステリア食中毒が発生しました。患者はニューヨーク州とペンシルバニア州と別々の州に在住ですが、同じメーカーのアイスクリームを食べてリステリア症になったと推定されています。この記事では、この事件の概要を説明し、またなぜアイスクリームでリステリア症になるのかについても簡単に解説を加えたいと思います。

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Netflixでの新配信ドキュメンタリー『ポイズニング: 食に潜む汚れた真実』について

 8月2日、Netflixで配信が開始されたドキュメンタリー『ポイズニング: 食に潜む汚れた真実』は、過去に米国で発生した主な細菌性食中毒事件に焦点を当てています。この作品には、食中毒の被害者の実際の映像や声が収録されており、ブログだけでは伝えきれない食中毒の真実の恐ろしさや実態が詳しく描かれています。腸管出血性大腸菌、リステリア、サルモネラなどによる細菌性食中毒が、普通の子供や十代の若者の人生にどれほどの重大な影響をもたらすか(死亡や後遺症を含む)、その社会的責任の重さを痛感させられる作品となっています。このドキュメンタリーを、日本の食品企業の品質管理担当者も含め、多くの人に見ていただきたいと思います。

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再発!生のクッキー生地でサルモネラ食中毒(米国事例)

 米国で、生の小麦粉生地を原因とするサルモネラ食中毒が再発しています。以前にも当ブログでは生のクッキー生地によるサルモネラ食中毒や腸管出血性大腸菌の問題について触れてきましたが、今回、再度、食中毒がおきてしまいました。米国での生のクッキー生地の摂取に対する注意喚起は、まだまだ必要なようです。

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新基準!米国でパン粉をまぶした生鶏肉にサルモネラ菌の微生物規格設定

米国農務省が2023年4月25日に発表した続報によると、パン粉をまぶした生鶏肉製品において、サルモネラ菌の微生物規格基準が最終的に設定されることを決定しました。この新基準は、2022年8月に発表された方針を基礎とするものです。この基準によれば、鶏肉の詰め物やパン粉付け前に、1cfu/gのサルモネラ菌の陽性反応が出た製品は、店頭に並べられないことになります。また、このような汚染が見つかった製品は回収しなければならなくなります。この重要な規制変更について解説します。

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