腸管出血性大腸菌

腸管出血性大腸菌関連の論文です

腸管出血性大腸菌
腸管出血性大腸菌感染の後遺症

新型コロナウイルス感染症の後遺症が心配されています。食中毒細菌感染の場合はどうでしょう?食中毒感染の場合には感染しても、治癒後は後遺症は残らないと考えている人も多いのではないでしょうか?しかし、そうでもないことを示す論文をこの記事では紹介します。腸管出血性による胃腸炎後の後遺症(高血圧、心疾患、腎臓病)に関する論文です。

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腸管出血性大腸菌
空気感染や人から人へうつる場合もある腸管出血性大腸菌

この記事は、大腸菌O157などの腸管出血性大腸菌の感染経路に関するものです。食中毒菌は基本的には空気感染したり、人から人へうつることはありません。だからこそ、食品を介しての食中毒細菌として整理され、食品微生物学という学問領域がなり立っています。ただし、腸管出血性大腸菌に関しては、例外的に空気感染や患者から二次感染する場合があります。この記事ではそれらの事例を紹介します。

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腸管出血性大腸菌
腸管出血性大腸菌(STEC)の ベロ毒素(志賀毒素)は牛の腸内で原生動物からの捕食から逃げ、生存するためにある?

腸管出血性大腸菌のベロ毒素とは何か?腸管出血性大腸菌がヒトへの感染に役割を果たすの遺伝子のひとつがベロ毒素(志賀毒素)の遺伝子stxです。ベロ毒素の作用機序として、ヒトの腸管上皮細胞のリボゾームに結合して細胞を破壊します。その結果、腸から大量の出血が起き、血便となります。さて、そもそも、腸管出血性大腸菌はこのようにヒトを攻撃するためにベロ毒素を作っているのでしょうか?

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腸管出血性大腸菌
腸管出血性大腸菌O157はどのような場合、畑の土壌中で長期間生残するのだろうか?

腸管出血性大腸菌O157の感染症の主な感染経路は、牛肉を原因とした経路です。その他に、牛の糞を介して、畑の土、環境水などで生存し、野菜などに二次汚染し、生野菜やサラダなどの食べ物が感染源となる事例もあります。ところで腸管出血性大腸菌O157が畑の土壌中で長い間、生存するためにはどのような条件が必要なのでしょうか?この問題について、オランダのグローニンゲン大学のバン・エルサス博士らが、土の中に存在する微生物の多様性と栄養物をめぐる競合関係が重要な役割を果たしていることを明らかにしました。

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腸管出血性大腸菌
腸管出血性大腸菌感染症は家畜と無関係の食品を感染源とする感染経路の可能性はどれくらい高い?

腸管出血性大腸菌が家畜から放出された後、食品流通過程の二次汚染により、まったく無関係の食品を原因として感染経路となる可能性があるのでしょうか?言い換えれば、腸管出血性大腸菌O食品汚染は、原因となる家畜とはまったく無関係の感染経路からどれくらい食品に混入してる可能性があるのでしょうか?

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腸管出血性大腸菌O157感染症の感染経路として、牛肉とは無関係な事例(クッキーの生地)

腸管出血性大腸菌O157の主な感染経路は、牛肉を感染源とした食べ物以外では、家畜の糞などを介して、畑の土、環境水を通じて汚染が広がった野菜などです。しかし、一見牛肉とは無関係の食品を原因として感染が起きる事例もあります。アメリカでも、 2009年にこのような例があります。市販のパック済クッキーの生地による食中毒です

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